Qoo10では、働く独身女性の消費行動をテーマに調査を実施しており、その結果をもとにコロナ禍で女性たちがどのような思いを抱え、どのように行動してきたのかをまとめた「2022年働く独身女性の消費行動白書」を発表しました。
この調査では、調査結果を「お買い物・贈り物」「食べ物」「お出かけ」の話題と絡め、3つの章段と付録データに分けてまとめてありますが、その中から抜粋してご紹介します。
第1章「お買い物・贈り物」
半数以上の女性が、商品購入の際にレビュー・口コミを参考にする!7割の女性が、お試しをしたことで購入を決めた経験あり。
コロナ禍で、ネットショッピングの需要がより高まるなど、ここ数年で買い物のスタイルや商品を選ぶときの基準は変化したと考えられます。買い物をする際に参考にするものは、「ネット上のレビュー・口コミ(52.6%)」が1位に。「テスター・サンプルの使用感、試食・試着しての感触(31.8%)」と回答した人も多く、実際に使用した人の感想や自身の感覚などを参考にしている人が多いことが分かりました。商品を購入するつもりはなかったが、お試しをきっかけに購入に至った経験がある人は7割以上いました。お試しが商品購入のきっかけになることは多いようです。
7割が贈り物をネット購入した経験あり。メリットは「効率的」「じっくり選べる」
自身の買い物だけでなく、贈り物をネット購入した経験がある人も7割いることが分かりました。ネット購入のメリットとしては「空いた時間に効率的に買い物ができる(53.7%)」「時間をかけてじっくり選べる(52.9%)」が上位に。相手に喜んでもらえる贈り物をじっくり選ぶために、短い時間でより多くの商品を比較検討できる、ネット購入を選択している人も多いと考えられます。
第2章「食べ物」
コロナ禍で食品をオンライン購入する機会、約4人に1人が増加。メリット「クーポン・ポイントでお得に」
非接触・密を避けられることもあり、コロナ禍でオンラインショッピングが活性化しました。そこで、食品をオンラインで購入する機会は変化したか聞いたところ、約4人に1人が、オンライン購入の機会が増えたことが分かりました。オンラインで食品を購入するメリットは「お得に買える(クーポン、ポイントなど)(44.5%)」と回答した人が最も多い結果に。オンラインで食品をまとめ買いをする機会についても聞いたところ、約4人に1人がコロナ前と比べるとまとめ買いの機会が増えたことが分かりました。
第3章「お出かけ」
昨年から今年にかけての嬉しい変化「外出しやすくなった」「人と会える機会が増えた」楽しみたいこと・力を入れたいこと「旅行など思い出づくり」「美容」「ファッション」
昨年までと比べると、外出への規制が弱くなった昨今。実際に、外出の機会について約4割が「増えている」と回答しました。昨年から今年にかけて、どのような嬉しい変化があったか質問した結果、「外出しやすくなった(34.0%)」、「友人・知人・恋人と会える機会が増えた(22.4%)」など、新型コロナウイルスの感染状況の変化に伴って生じた変化を「嬉しい」と感じている人が多いことが分かりました。2022年の夏に楽しみたいことについては「旅行など思い出づくり(37.8%)」が1位に。
付録「社会貢献と買い物」
6割以上の女性、問題意識を持っている社会課題がある。買い物をするとき、約半数の女性が「販売元が社会課題に取り組んでいるか」を意識。
貧困・虐待・DV・性的搾取・育児ノイローゼ・いじめ・薬物依存など、現代社会には解決すべき様々な社会課題があります。関心や問題意識を持っている社会課題がある女性は、6割以上いることが分かりました。
社会貢献している企業の商品を購入することで売上の一部が支援団体に寄付されるなど、日常生活の中で社会課題解決に貢献できる機会も増えています。実際に、物を買うときの基準として「販売元が社会課題に取り組んでいるか」を意識している女性は半数近くいました。
いかがでしょうか? コロナ禍のなか、様々な制限もありますが、楽しくショッピングや旅行などに行けるといいですね。