よく韓国ドラマのサウナシーンで登場する飲み物、「なんだろう?」と思っていた方も多いのではないでしょうか。韓国ではサウナの後にシッケという発酵飲料を飲む習慣があり、冷たいシッケはお風呂上がりなどに喉を潤す定番のようです。
韓国甘酒ともいわれるシッケは、穀物からつくられる発酵飲料で甘酒のように古くから親しまれてきた飲み物。今年は10月6日(月)に迎える秋夕(チュソク)にも登場する伝統飲料です。
というわけで、今回はQoo10で見つけたシッケをお試ししてみました! 冷凍タイプや手作りできる材料も揃っているので合わせてご紹介します。
オーガニックな材料でつくられる少量タイプのシッケ
シッケはヨッキルムという麦芽粉を発酵してつくられます。そのほかの材料はもち米や砂糖など。日本の麹甘酒は米麹を用いるので、お米は共通ですが、麦芽粉がシッケらしい味わいのポイントになってきます。アルコールは含まれておらず、お子さんも安心して飲むことができます。
今回お試ししたvilacオーガニックシッケは、主な材料であるヨッキルムエキス、砂糖、ライスペーストなど100%オーガニック原料でつくられたもの。伝統的な製法に基づいて、韓国産ヨッキルムと米の最適な比率でつくられています。1個110mlとコップ1杯分のパウチタイプで、50kcalとカロリーも抑えられています。常温保存でき、冷凍することもできます。

出典:K-FOOD Official Store Qoo10店

出典:K-FOOD Official Store Qoo10店
パウチにはイージーカットが付いており、手で簡単に開けることができます。そして、さりげなく右側に施された空気入りクッションのような部分が有難く、こちらに手を添えると楽に注げます。冷蔵庫で冷やし、さらに氷を入れていただきました。

出典:K-FOOD Official Store Qoo10店
vilacオーガニックシッケは透き通ったブラウンシュガーのような色で、飲み口もすっきり、ほのかなお米の甘みが渇いた体に染み渡ります。初めてシッケを飲んだのですが、どこか懐かしさを感じさせるような馴染み深さも楽しめました。ちょうど日本のおしるこを淡くしたような優しい味わいで、麹甘酒とはまた違った甘さがおいしいです!

出典:CuCu.media
さらりとしていて喉ごしもよいシッケは、サウナ後などの水分補給としてたっぷり飲めるのも頷けるように思いました。ちょっと疲れたなというときのリフレッシュドリンクとしてもおすすめです。
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家族みんなで楽しめる大容量タイプ
買い置きでき、手軽に飲めるペットボトルや缶タイプのシッケも一般的。こちらは1500mlの大容量ボトルで、大勢が集まる食事会などでも便利に使えます。優しい甘さのすっきりとした飲み口で、生姜エキスも入っています。

出典:韓国フリーマー Qoo10店
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希釈して飲むスティックタイプの低糖シッケ
砂糖の代わりに代替甘味料(ヘミレスイート)を用いた低糖シッケ。スティックタイプなので水で希釈して好みの濃度の調節が可能です。1箱15包入りで約2Lのシッケが完成。韓国産の麦を発芽させた麦芽を使用し、生姜をプラス。米粒がなく喉ごしがよく飲めるように工夫されています。

出典:ヘミレ Qoo10店
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韓国のおばあちゃんの味を冷凍でお届け
昔ながらの製法で12時間以上じっくりと発酵・熟成させたこだわりの味わい。韓国のおばあちゃんの味を再現した、優しい味わいのシッケです。もち米と麦芽でつくる自然な甘さで無添加・無着色・無保存料。冷凍タイプでシャーベットとしてもおいしくいただけます。

出典:Make up:D Qoo10店
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麦芽粉とご飯でつくる自家製シッケ
シッケが自宅で簡単につくれる麦芽粉です。麦芽粉と水2リットルを混ぜたら、1時間以上そのままにします。上澄み液をつくり、予め米を炊いておいた炊飯器に移します。砂糖を加えて4〜6時間保温にして寝かせたら、ご飯を濾して汁の部分だけを鍋に移し替えます。鍋に残りの半分の砂糖を加えて加熱し、さらにこの汁を沈澱させ上澄み液を取り出します。最後に、上澄み液を冷蔵後で冷やしたら自家製シッケの出来上がりです。ひと手間かかる分、美味しさもひとしおです♪

出典:オールネット Qoo10店
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材料や作り方によってもそれぞれ異なるシッケの味わい。運動前後や多忙のときも手軽にエネルギーチャージできそうです。ぜひいろいろ試して、お気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。